肝臓機能とヨモギ@

健康維持のキーワード 肝臓の役割「解毒」


肝臓の役割その1.糖分の分解代謝   肝臓の役割その2.油の分解代謝   肝臓の役割その3.解毒


肝臓機能とヨモギ@

肝臓にはたくさんの大きな役割があります。
昔から、肝腎要(かんじんかなめ)とか肝心要と言われているように、肝臓はすごく重要な臓器であることを昔の人たちは伝えています。


サメの肝臓やカワハギのキモ(肝)を見ても、魚の大きさからすると、肝臓の大きさは一番大きな臓器です。
先日、テレビでサメの肝油を説明している番組を見ましたが、すごい大きさです。


人間の臓器の中でも肝臓は、大きな部類に入ると思います。
肝臓は再生することは良く知られていて、手術で半分切っても元に戻るとかいわれています。
内臓の中でもタフな臓器です。


肝臓の役割は、たくさんありますが、主な仕事は、解毒・糖分の分解代謝・油の分解代謝があります。
肝臓が弱ってしまうのは、この辺の仕事をさせ過ぎているからではないでしょうか。


肝臓の役割その1.糖分の分解代謝


先日、私の父親が親戚の造酒屋に行って見せてもらいビックリしたことを聞きました。
ぶどう糖が山のように積んであったそうです。


お酒のアルコールは、糖質が発酵されて出来ます。
逆に言うと原材料は糖質であるわけです。
現在の日本酒(そこの造酒屋は日本酒を造っている)は、ぶどう糖を発酵させて作ったアルコールが大きな割合を占めているようです。


肝臓はこのぶどう糖から出来たアルコールを分解します。
毎日飲めば毎日仕事をしているわけで大変です。
休肝日をとるというのは、この仕事を休ませて肝臓を回復させるためですね。


この、糖分をちょっと違う角度から考えてください。


先日のおもいっきりテレビでもやっていましたが、最近の調査ではお砂糖の摂取量は減っています。大きな意味で全体量が減っていれば 肝臓の仕事も減っているはずです。
それでも、肝臓を悪くする方々は増えています。


なぜでしょうか?


おそらく、お酒の造り方も問題のひとつではないかと考えています。


余談ですが、父がサツキや盆栽をやっているのですが、秋の紅葉に「もみじ」や「はまぼう」といった葉が色ずくものに、砂糖水をやると早く紅葉するそうで、 展示会などに向けて、調整しています。
これって、紅葉は葉が枯れる前ですから、砂糖水をやって老化させているの?
などと勝手に想像しています。


肝臓の役割その2.油の分解代謝


わたしは、実は今の慢性病の黒幕はこの油だと思っています
肝臓は油をエネルギーに変えるために重要な役割があります。
サメの肝油は、この機能があるからたくさん含まれているのです。


肝臓の機能が弱ると、中性脂肪コレステロールなどの油成分がうまく代謝されず、蓄積されてしまいます。
肉の霜降りは柔らかくて美味しそうですが、あまり良い油とは思えません。


今、油の現状は最悪です。
市販されている油の殆どが薬剤で抽出されたもので、油といえば食べ物と思えますが、純度の高い油は、油の域を超えて化学薬品です。


さらに、洗剤の原料でもあるので、色々な化学合成で本来食べることのない油を食べている状況です。
このような純度の高い合成された油を食べると、吸収しやすく、肝臓の仕事は大変です。


母乳育児を考えているお母さんは、特に注意が必要で、環境ホルモン や化学物質・薬品が体に蓄積される場合の多くが、この油にくっついて残っています。
そして、母乳は油成分を多く含みますので赤ちゃんに不必要な成分を与えてしまう結果になってしまいます。


肝臓を強くすることは、油の代謝を活発にして、慢性病を防ぐ一番の早道です。
そして、ダイエットにも効果的です。
お腹周りなどにつく脂肪は、脂肪ですから油分です。
よく甘いものは太るから良くないと言われますが、大きくいえば半分正解ですが、少し違うような気がします。お腹の周りにお砂糖は付きませんから・・・
ただし、肝臓が疲れているにもかかわらず、砂糖をたくさんとって仕事を増やしてしまうと、もう一つの仕事である油の分解代謝に手が廻らなくなってしまい、 結果太ることはあると思います。


肝臓の役割その3.解毒


今、北九州市は環境問題にすごく力を入れています。
しかし、環境ホルモンは着々と増え続けています。


去年、ある方の環境ホルモン食品添加物に関する講演会に参加したときに衝撃的な事実を聞きました。
日本人が、一番摂っている食品添加物は、実はドイツで禁止されている(腎臓障害が起こる可能性がある) 食品添加物だそうです。


腎臓の弱りは、即、生殖器系の弱りです。
出生率が最低の1.3でしたから、これは重大なことです。
そして、母子手帳の発行数と出生数に大きな差があるそうです。
これは、途中で流産された方の多さを表しています。
そして、現在の医学では妊娠中の胎児の状況がわかるようになり、途中で断念される方も多いと言われていました。


さて、解毒ですが、自然食品店での説明やジャーナリスト・大学教授の方々の講義を受けると、「食べるものがない」と思われる方も多いと思います。
そこで、これからの重要なことがこの「解毒」です。


ある程度食品を選び、後は
解毒がきちんと出来ていることが、今後の健康生活のキーワードです。


これからどんな物質が体内に入ってくるかわかりません。
解毒能力があれば耐えれても、弱いと大変な目に合う可能性があります。


肝臓の解毒機能を活性化させるために、肝臓のコンディションをいつも意識することが重要です。









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