ヨモギを求めて伊吹山へ@
ヨモギを調べると必ず出てくるのが伊吹山。織田信長が薬草園を作ったとの言い伝えもあり、薬草の産地として有名だが、特にヨモギの話題になると伊吹山が出てくる。モグサのメーカーも以前は多くあったようでヨモギの情報が豊富にあるのではないかと、是非ここへ行ってみたいと以前から思っていた。本当はヨモギの旬である春に行ってみたかったが、今回は秋に縁があり早速現地へ。

九州から車で高速伊吹パーキングエリアまで10時間以上の長い道のり。ここから目的の伊吹山が見え、元気が沸いてくる。
伊吹パーキングエリアは、想像していたより小さくて、観光地としてはあまり賑わっていない感じがした。関ヶ原の合戦など教科書でお馴染みの地域なだけに拍子抜けといった感じだった。
パーキングエリア周辺を歩いてみたが、この辺にはあまりヨモギの産地と思える面影はない。特産品としてヨモギ製品がたくさんあるのかと思ったが意外に少ない。

伊吹パーキングエリアを出てすぐの関ヶ原インターを降りて、まず向かったのが、レスト関ヶ原というヨモギ関連商品が沢山あるお店。入り口にはたくさんの観光バスが止まっていてこの辺りの名所になっているようだ。売店の中には「伊吹よもぎ屋」という当社と同じ「よもぎ屋」という名前のコーナーがあり、よもぎちゃんという着ぐるみを着たキャラクターが迎えてくれる。店内にはヨモギを利用したかまぼこ・せんべい・饅頭・葛餅・うどん・そばなど、さすがヨモギの産地と思える商品が勢揃いしている。よもぎちゃんのキャラクター文具などもあり、ヨモギに関してかなりのこだわりが感じられる。
試しにヨモギのソフトクリームを頼んでみた。外では結構ソフトクリームを片手に持っている人がいたのでわりと人気があるように思う。ソフトクリームは男性もよく食べるようなので奥様方の買い物を待っているときに食べているのかもしれない。
予想していたものより粒の粗いヨモギが入っている。わりとしっかりヨモギの風味が付いていて美味しかったが、水分が多くすぐに解けてしまうので、追われながら食べる感じで落ち着かない。手に垂れてくるので注意が必要だった。着色料で緑色をしている感じではなく、ヨモギの荒いパウダーを混ぜている感じでこだわり感も感じられた。
店内は人が多くゆっくりとは見て回れなかったがひと通り見てヨモギの飴2種類と一番売れているヨモギの饅頭をお土産に購入した。ヨモギの飴は数種類あったが添加物っぽいものが入っていないものを選ぶと値段もそれなりにした。将来的にヨモギ飴は当社でも商品化したいので参考にした。
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